ESSAY

文化人はみんなタバコ吸ってたじゃないですか!〜絶滅する喫煙云々について〜

わたしは1日1箱タバコを吸います。

つまり、20本。

月にすると600本!

 

タバコジプシーなので銘柄はころころ変わりますが、1箱400円〜470円。

ひと月1万4千円の出費!

 

ただこの程度では、ヘビースモーカーなんて言えません。

宮﨑駿なんて1日3箱、それもタールのキツいセブンスターを吸ってるそうですからね。

 

で、吸う度にこう思うのです。

こんなもん吸って、なんの得になるのか……?

 

はっきり言ってしまうと、97%、得はありません

金かかる、身体に悪い、臭い……臭っ!と損を挙げればキリがない。

喫煙者が言うんだから説得力ありますよね。

 

それでもなんで吸ってるのかというと、3%の得のために吸っている。

これに尽きます。

 

タバコって、コーヒー飲みながらとか、餃子にビールとか、ものすごーーーく美味しいわけですよ。

あと「人と会話してる時の沈黙」が嫌いなわたしにとっては、良い時間潰しになる。

 

そしてなにより、作業中の良い気晴らしになるのですよ。

この記事を書き終えるまで、いったい何本消費するのでしょうね。

昨今の禁煙ブームに意義申し立てるつもりは無いけど、ちょっと小言はあるよ

1990年代までの映画を観てください。

特にアメリカ映画!

 

みんなプカスカ吸ってますよね。

取り調べのシーンでは、100パー灰皿が置いてあるはずです。

 

それがこの頃の映画では、まったく見なくなってませんか?

特にアメリカ映画!

 

これはですね、いわゆるG指定というやつが強化されて、それを過剰に意識するがため喫煙シーンを排除された結果なのですよ。

信じられないことに、60年代あたりを舞台にして、かつ愛煙家だった実在の人物ですら、非喫煙者になっていることもある。

 

いや〜、映画という娯楽を使った歴史修正主義っていうんですかね、これって?

 

現在まで続く禁煙ブームは、2000年代から始まりました。

レストランもダメ、ホテルもダメ、あそこもダメ、ここもダメって。

そして桁違いな高値で売る。

国によっては、グロ画像付きのパッケージングで!

 

そりゃ吸う人も減ります。

だって得が皆無なんだから!

 

そんな状況下で、我々喫煙者はいつの間にかマイノリティになっているわけです。

ま、時代の流れだなあ、と素直に諦めるしかありません。

喫煙者80%の時代は、非喫煙者がマイノリティで苦しい思いをしていたんでしょうからね。

今度はこっちの番なだけのこと。

 

それでも、公権力が嗜好品の善悪に過度に介入してくる世界は、好ましくありません。

喫煙排除という小さなものでも、過度に排除することが、排他主義や権力乱用といったものにつながっていくのです。

WHOという勘違い団体はその頂点ですが、日本でもそんな「無意識な排他主義」が蔓延しています。

 

そんな「おせっかいイデオロギー」が肥大化して暴走したらどうなるか?

言うまでもありませんね。

昭和はべつに好きじゃないけど、プカスカ吸えていたのは羨ましいよ

喫煙者は、いつなぜタバコを吸うようになったのか?

 

わたしの中でよく浮かぶ疑問です。

聞くと面白いんですよ、十人十色で。

 

だいたいの人は「憧れ」じゃないですかね。

かくいうわたしもその1人。

 

何に憧れたのか?

タバコをプカスカ吸う文化人どもとロッカーどもです。

 

ご存知の通り、文豪とされる作家でタバコを吸っていない人はまずいません。

論より証拠、写真をチョイス。

 

まずは川端康成

絵になってますね。国宝級の骨董いじりながら吹かしている写真もありますよ。

次は小林秀雄(with 青山二郎)

やはり値段がつかない骨董をいじりながら右手にタバコ。

三島由紀夫は、いつでもどこでもタバコ吸ってるんですね。

銘柄はボンボンらしくピースです。

安部公房も喫煙してる写真が多いです。

なお、「タバコをやめる方法」というエッセイがあって、晩年は止めていたそうな。

カート・ヴォネガット・ジュニアも絵になります。

「身体に悪いからやめたら?」と問われて、「死ぬために吸ってるのさ」とカッコよく返したとか。

20世紀の人アインシュタインはパイプ派。

これが超似合う!

映画のワンシーンみたいですね。

天才アスペ物理学者とは、とても思えません。

 

そして、わたしのディラン

いや〜、カッコイイを通り越して美しいです。

吸う人も吸わない人もという至言

繰り返しになりますが、現状でタバコを吸うことはあまりに得がので、吸わない方が良いです。

吸ったとしても、飲み会の席ぐらいがベスト。

 

未成年は言うまでもありませんね。

ま、最近の10代は、タバコを吸うのがダサいという風潮らしいんで、あまり心配しなくて良いのかも。

スマートな世の中になりましたね。

 

ちなみにわたしも、20歳になってから吸った口です。

単純に、「未成年でカッコつけてタバコ吸うのが寒い……」という謎の発作で。

 

最後に、「タバコ吸うとバカになるぞ」というバカなことを言ってくる人がたまにいるのですが、その時は上記の文化人やら養老孟司や蓮實重彦や筒井康隆の受け売りをしたら良いのです。

だいたい、相手は引いて話すのを止めてくれます。

 

ま、そんなことで、「吸う人も、吸わない人も」気持ちのよい世界にしたいもんですね。

 

(おまけ)本記事作成に吸ってしまった本数・4本

PROFILE

Mirai Natsuki

物書きやってます。 最新情報は、以下よりフォローよろしくお願いします〜。

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