200万円を突破してから、190万円台をヨコヨコしているビットコイン。
その脇を固めるように、アルトコインが急騰しています。
Ethereum(イーサリアム)は25%、Ripple(リップル)は70%以上!
NEM(ネム)も50円台から60円台へと躍進しています。
……というか、なにを持っていても儲かる状態で、まあバブルと言われても仕方ない状況ですね。
もっとも、来年の今頃も「バブルだ、バブルだ」と言われ続けるのが理想的なんですが。
関連記事:ビットコインはバブル?仮想通貨のメリット&デメリットと3つの主要取引所
そんな中、密かに注目され高騰を続けているのが、COMSA(コムサ)。
主要取引所の中ではZaif(ザイフ)が扱っており、そのチャット上では連日連夜のお祭り状態です。
そんな将来性の高い仮想通貨COMSAと、仮想通貨を取り巻くチャット文化について。
COMSAとはなんだ?
COMSAそのものを一言で説明するのは難しいです。
ICOがどうたらとか、既存アセットのトークン化技術やら、プライベートロックチェーンによる内部戡定技術やら……
公式サイトを読んでも、「はあ?」となるのが大多数でしょう。
COMSAの目的は、「企業経済とパブリックブロックチェーンとの架け橋となること」とあります。
これでも「?」ですが、もっと噛みくだいた言い方をすれば、
「ICOというお金を集める方法があって、それを日本でも広めたい。それをCOMSAはサポートするよ!」
といった感じ。
つまりCOMSAとは、通貨そのものというより、仕組みやサービスそのものなんです。
そしてそれ自体も投機対象として取引されている――
とりあえずそんな理解でOKでしょう。
イムサとネムサってなんだ?
そんなCOMSA、2017年12月5日に取引所Zaif(ザイフ)に上場しました。
上場時は400円と一気に高騰。
それから急落しますが、ここ12日未明より急騰しており、最高値を更新中。
「近くに1000円突破!」
「第二のモナコイン!」
と、一部界隈(というかZaifのチャット内)で大いに騒がれ、祭りとなっています。
チャット機能はbitFlyer(ビットフライヤー)やcoincheck(コインチェック)
といった取引所にもあります。
ですが、Zaifは扱い銘柄が他より多いためか独特です。
「イムサ!」
「ネムサ!」
という略語(隠語)も多く飛び交い、初心者からしたらまたも「?」となりますね。
現在、2つのCOMSAがあります。
Ethereum(イーサリアム)を元にしたCOMSAは「イムサ」
NEM(ネム)を元にしたCOMSAは「ネムサ」
価値は今のところほぼ同じなので、好みに合わせて持っていたら良いでしょう。
「毎日が祭り会場」のような取引所内チャット
24時間取引が可能ということもあって、チャットはいつでも盛り上がっています。
そしてノリが面白い……というか、雰囲気が昔なつかしい感じがするんですね。
かつてよくあった「ネットの祭り」みたいな。
SNSでは決して味わえない、あの閉鎖空間特有の盛り上がりというか……
通貨の乱高下をツマミに、内輪のノリを楽しんでいるユーザーが多い印象です。
考えてみると、面白い現象ですよ、これ。
仮想通貨という新しいものを通して、チャットという遺跡を使って遊んでいるわけですから。
もっとも、つい見すぎて他のことが出来なくなるので、ハマりすぎには要注意!
Zaifはサーバー落ちまくるけど、銘柄多いし何より安い!
COMSAが買えるのは、今のところZaifだけです。
ただこのZaif、サーバーが脆弱で、すぐにエラーになります。
こんな感じで。
それゆえ重くて、注文が通りにくいんですね。
(その一方、チャットはすぐに復旧するのですが……)
それでもZaifを多くの仮想通貨投資家がオススメをしています。
その理由は、
・銘柄が多い
・板取引ができる
・手数料が他より安い
というデメリットを上回るメリットがあるからなんです。
他にも積立投資ができる、という大きな魅力が。
サーバーさえ整えば完璧なんですがね。
新年までには整えてないと、大変ですよ。
ただでさえ開設者が激増しているんですから。
ということで、仮想通貨は投資やビットコインだけでなく、チャット文化やアルトコイン、そしてトークンやCOMSAといった新たなものもある、ということは抑えておきましょう。
視野を広くすると、面白い発見にめぐり会えますよ!
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