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ブルーインパルスのアクロバット飛行に驚愕!入間航空祭がスゴい!

毎年11月3日文化の日には、航空自衛隊入間基地(埼玉県)で「入間航空祭」が開催されます。

 

 

このイベントは、基地敷地内が一般に開放し、さまざまな航空機が展示され目の前で見物できるのです。

 

なかでも、ブルーインパルスのアクロバット飛行は最大の目玉で、全国各地から、多くの人が訪れます。

 

昨年(2016年)に実際に行ってきましたので、レポートをどうぞ!

 

晴天の中、13万人が来場!みんなニコニコしながら基地まで

開場は朝9時です。

 

駅から基地までの道には、すでに多くの人で混雑しています。

 

 

鉄道会社(西武鉄道)も、この日のために特別ダイヤで電車を走らせているほどです。

 

混乱がおきないよう、踏切前ではゆっくりと整列する形で進んでいきます。

 

ここで面白かったのは、拡声スピーカーで来場者に声をかける自衛隊員の方です。

 

みなさま、おはようございます~本日はまさに秋晴れであり~

 思う存分見物ができますので〜ゆっくりとお進みください~

 

といったことを、フランクな口調で語りかけるのです。

 

待っている来場者もイライラなんてせず、笑みをこぼしながら前へ!

 

青空と航空機しかない広大な敷地へ!

踏切をわたると、基地まで5分ほど。

 

途中、制服姿の自衛隊員から、

おはよーございまーす!

と元気いっぱいな声が飛んできて、こちらも自然にあいさつを返してしまいました。

 

あいさつ、やっぱり大事ですね!

 

 

こう見ると、受験会場へ向かってるみたいですね。

 

ボディチェックをぱっぱと済ませて、基地のなかへ。

 

どこもキレイで、ゴミひとつ落ちてません!

ただコンクリートの建物は無味乾燥としているので、大学のキャンパスに入ったみたいな気分でした。

 

やっぱり、受験生気分?

 

カメラに収まりきれないほど広い滑走路前広場!

基地に入るなり、さっそく滑走路前の広場を目指します。

 

 

いやー実に広い!

さすが、中部航空方面隊の指令基地だけあります。

 

この中部航空方面隊とは、南東北、関東、中部近畿地域の空を防衛する隊のことです。

 

日本列島の真ん中、つまり、東京・名古屋・大阪という日本の中枢地区の空の安全は、

この方面隊にかかっているんですね。

1番人気のF-2戦闘機

いつも空を飛んでいる航空機、ましてや戦闘機となると、

目の前で見られる機会なんてまずありません。

 

みんな、「わーっ!」とお目当ての航空機に群がっていきます。

 

そんな中でも花形なのが、F-2戦闘機!

 

 

カッコイイですね。

 

ブルーの塗装が、青空とベストマッチしています。

 

大人だけでなく、子どもたちの目も釘付けでした。

 

 

 

平成の零戦」の異名を持つこのF-2、

2000年よりF-1の後継機として運用を開始しました。

 

製造したのは、もちろん三菱重工業。

 

最高速度はマッハ2.0

つまり、音速を越えて飛ぶわけです。

スーパーソニックとはまさにこのこと!

 

 

 

ほかにもたくさんの航空機が展示されています。

 

個人的に印象的だったのがこちら。

 

 

有事の時の命綱・輸送ヘリコプターCH-47Jチヌーク

 

自衛隊が有事の際、大活躍しているのは周知のとおりですね。

 

このCH-47Jはその中でも「天災時の救援活動のリーダー」と言っても過言でないほどの主要航空機です。

 

基本的には物資を運ぶのですが、有事の際は、被災者救出に威力を発揮します。

 

ヘリコプターながら、乗組員+最大48人も乗せることができるのです。

 

入間航空祭では、このなかに実際に入ることができ、多くの人が長蛇の列をつくっていました。

航空自衛隊音楽隊の名演が響きわたる!

航空祭の催しは、航空機の展示だけじゃありません。

さまざまなイベントが用意されています!

 

たとえば

 

・陸上自衛隊による空挺落下

・ミス航空祭パレード

・警備犬訓練展示

・美術展

・各基地にある伝統民謡や踊り

 

などなど。

 

特にオススメなのは、「航空自衛隊中部航空音楽隊」による演奏会です。

 

滑走路広場近くには、体育館があります。

各基地の部によるバンド演奏やエイサーなどをやっていたのですが、音響は決して良くはありませんでした。

 

体育館だから当然ではありますね。

 

ですが、航空音楽隊による演奏は違いました

 

なんといいましょうか、調和の取れた音がしっかり重なって、耳や胸に直接入ってくるんです。

体育館という音響空間を、自在に操っているんですね。

「さすがプロ!そして音楽隊は違うな~!」と感心してしまいました。

 

ちなみに、去年は『シン・ゴジラ』が大ヒットしたので、

『怪獣大戦争マーチ(自衛隊マーチ)』をやってくれるかな、と期待していました。

 

アンコールで司会の方がそのあたりに言及されて、「来た!」と思ったのですが、

実際に演奏されたのは、『君の名は。』の主題歌のひとつ『前前前世』……

 

わたくし事ながら、この曲も映画も、正直ピンっと来てなかったんですよね。

もっといえば「しょうもな」とさえ思っていました。

 

ですが音楽隊による『前前前世』、まあー見事なもので、不覚にも泣きそうになってしまいましたよ。

 

ブラスバンドなので歌はないのですが、

演奏次第でこんなにも印象変わるのか!

という体験を生で味うことができました。

 

そのおかげでRADWIMPSの原曲もよく聞くようになり、映画も劇場で2回観てしまったほど。

わたしの中の『君の名は。』評価は、ここで耳にした音楽隊よる演奏で大幅アップしたと言っても良いです。

 

曲はその年に合わせて変えていくはずなので、その度に新たな発見があるでしょう。

 

ぜひとも、音楽隊の演奏会には足を運んでみてください!

お待ちかねのブルーインパルスによるアクロバット飛行!

さて、演奏会が終わると、いよいよブルーインパルス

 

滑走路前広場には、もちろん人であふれかえっています。

 

 

 

やがて後方から、飛行機雲を引いて飛んでくる4機が!

 

 

 

これ、本当に早いんですよ。

 

目だけじゃ追いつかないというか、首ごと動かさないと、あっという間に視界から消えてしまいます。

 

拍手もさることながら、次々とアクロバット飛行を決めていきます。

動画でごらんになった方が伝わりやすいでしょう。

 

 

命がけどころじゃねーぞ!

と、ツッコミたくなるような曲技の連続……

 

なにが起こっているのか分からなくて、「開いた口が塞がらない」とはまさにこのことです。

 

全機体がひと通りの技を決めると、一度、入間の空から消えます。

それでこんなアナウンスが。

 

現在、鎌倉上空で編成を行っており、3分ほどで帰還いたします

……

これはもう笑う所でしょう。

 

だって、入間から鎌倉まで、車で86kmはあるんですよ?

空路はそれより短いにせよ、それが3分ちょっとで戻るって……

航空機の速さを思い知らされますね〜。

 

 

ちなみにこの飛んでいる飛行機自体は、ブルーインパルスとは言いません。

ブルーインパルス(Blue Impulse)」とは、アクロバット飛行をするチーム名のこと

 

そこで使われている飛行機は、T-4という機体です。

 

このT-4、練習機のひとつなのですが、最大速度はマッハ0.9(約1040km/h)も出ます。

分速あたり約17.3kmとなりますね。

ちなみに、旅客機であるボーイング787の最大速度は、約954km/hとなっています。

 

そんな超速度でこんな技を決めたり。

 

青空をキャンバスに絵を描いたり。

 

こんなことができるのは、日本ではブルーインパルスだけです。

 

 

 

2020年の東京オリンピックでも、その勇姿が見られると思うとワクワクしますね!

戦闘機はカッコイイだけじゃない……帰り道で教えてくれること

楽しかった航空祭も、15時前には終わり。

 

早いように思えますが、混雑する帰り道をなめらかにするためでしょう。

基地を出たら、こんな感じで駅まで歩いていきます。

 

 

 

有刺鉄線の先(画像右側)は、滑走路が一面広がっています。

 

近隣住民の方は、庭先でテントを張ってバーベキューをしていました。

いいですね、航空ショーを眺めながらのBBQ!

 

しかし、航空ショーはこれで終わりというわけではありません。

 

真上を、さっきまで展示されていた航空機がバンバン飛んでいくのです。

所属の基地まで帰投しているんですね。

 

これがものすごい騒音なのです!

 

特に、米軍基地からやってきたF-15なんかは、耳をふさがないと痛くなるほど。

「ああ、戦闘機ってカッコイイだけじゃなくて、こんなにもうるさいものなんだな……」

と、体感させてくれます。

 

これを毎日聞いていたら、それこそノイローゼになってしまうでしょう。

 

沖縄はじめ基地問題で揺れている現状、楽しむだけでなく問題意識を各自持たせる意図が、

この航空祭には含まれていると思いました。

2017年の入間航空祭情報

最後に、今年(2017年)の入間航空祭のかんたんな情報を。

・入間基地航空祭 2017

 2017年11月3日「文化の日」

 入場無料

 

 アクセス

・西部池袋線

 稲荷山公園駅下車 徒歩3分程度

・西部新宿線

 狭山駅下車 徒歩20分程度

 

※詳細は公式サイトでご確認ください。

航空自衛隊入間基地

 

また、せっかく入間まで来たのですから、夕方からは近くにある「小江戸・川越」散策をするのも楽しいですよ。

 

川越についてはこちらの記事を!

埼玉再発見!川越という美しい街と穴場スポット

 

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osika編集部です。 みなさんがちょっぴり気になるような事を少し掘り下げてみます。

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