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ベニスに泊まる。ヴェネツィアの穴場!ジュデッカ島のすすめ

2018 2/13写真を追加しました

ヴェネツィア(ベニス)の穴場、ジュデッカ島

 

もう随分前になるけれど、ヴェネツィア(ベニス)ビエンナーレに行ってきました。

 

けれど本記事では、もう終わってしまった展覧会のレポではなく、ビエンナーレを訪れるにあたって滞在したヴェネツィアのジュデッカ島の紹介をしようと思います!

 

海の都の物語

ベネチアはイタリア半島の付け根の上側に位置し、アドリア海に面しています。

ベネチアは中世から大航海時代前にかけて、中東とヨーロッパを繋ぐ貿易で莫大な富を稼ぎ、現在のギリシアやトルコの一部にまで領土を広げた、世界史史上とんでもない都市国家です。

 

以前、これを読んだお陰で歴史的観点からもベネチアを楽しめました。

 

現在は繁栄当時の遺産、文化財をうまく利用した観光と芸術で世界的に有名な街です。

さらには、「ベニスに死す」なんて映画もあります!みなさんご存知、マーラー5番4楽章ですね!!

(映画「ベニスに死す」で主人公アッシェンバッハが病にかかり死んだ場所界隈)

ベニスに行く。ということは、玉川上水に行く。と同意義の言葉だと思っていました。

私の居住しているナントからベネチア近郊のマルコポーロ空港までは、HOP!というエールフランスの経営する格安航空便にて、リヨン経由でいきました。

 

値段はたしか往復で140ユーロくらいだったと思います。

 

空港からはベネチア本島までは、バスで移動しました。

ベネチアはかつては船でしか行くことのできない島でしたが、現在ではイタリア本土とベネチアの間に橋がかかり、バスや鉄道で行くことが出来ます。

 

けれど、この橋は結構な長さがあります。

 

かつてはこの距離が、ベネチアを陸の侵略者から守ってきたのだとか。しかし大砲の飛距離が伸びた近世にこの距離が意味をなさなくなり、ナポレオン率いるフランス軍に降伏しました。

そんなことに想いを馳せ、にやにやと水面を眺めているうちに、バスはベネチア本島に到着しました。

 

 

ベネチアの陸の玄関口に着きました。現在では、ここまで鉄道や車道、そして電気水道までもがイタリア本土からヴェネツィアに繋がっています。

バスを降りると、そこはもう駅前から気絶するくらい美しいベニス!!ヴェネツィア!イタリア!!でした!!

 

そして同じく気絶しそうになる観光客の数!いまはもう冬も始まったオフシーズンだというのに!

予想外の素晴らしさ!ジュデッカ島

宿は、本島から巨大な運河(ジュデッカ・カナル)を隔てた向かいにある、ジュデッカ島のホステルを利用しました。

ホステルというのは、相部屋の格安宿、みたいなところです。

 

今回滞在したのは、ジェネレーター ヴェニス(Generator Venice)というところです。1泊確か1500円ほど。

 

中はこんな感じでした。

若者向けホステルにありがちな無駄豪華な内装に、バックパックが転がる姿。まさにホステルといった感じですね。

男女混合のドミトリーです。 いびき、体臭、振動なんでもござれです。

ただ、私は以前3段ベッドのホステルに泊まったことがあるので、2段ベッドはイージーモードでした。それにここはとても清潔でした。

ドミトリーの窓の外はこんな感じ。なんだか田舎感があって素敵です!

 

ジュデッカ島には、安宿だけでなくヒルトン モリノ スタッキー (Hilton Molino Stucky)といった、めちゃくちゃ豪華で巨大なホテルもあります! 近代の建物ですが、これも文化財のようです。 こんなスケールの高級ホテルを建設することは、ベニス本島ではまず無理でしょう・・・。

 

本島からジュデッカ島までは、グランドカナル(大運河)発のフェリーに乗り、15分ほどだったと思います。

 

(船着き場)

 

地図では、ベネチア本島の下にある島がジュデッカ島です。

 

ホステルの値段の安さだけに惹かれて、ジュデッカ島に滞在したのですが、予想外にめちゃくちゃ良い島でした!

 

ジュデッカ島は名前からお察しのつく方もいらっしゃると思いますが、かつてのユダヤ人地区、いわゆるゲットーでした。

 

現在でも、ベネチア本島とは全く違う、イタリアのローカルな港町の雰囲気を残しています。

 

 

観光客も圧倒的に少なく、運河沿いのバルは夜になると地元住人で賑わっていました。

路地を一歩入ると、生活感のある魅力的な街並みが広がります。 美しさでは本島に一歩譲りますが、ワクワクする感じではこちらのほうが上です。

ジュデッカ島 ヴェネツィア ベニス

 

ジュデッカ島 ヴェネツィア ベニス

生活感と美の調和が見事な広場!

ジュデッカ島 ヴェネツィア ベニス

現役の木造船の造船所まであります!

ジュデッカ島 ヴェネツィア ベニス

 

造船所の一部がレストランになっていました。

 

造船所をさらに進み、ベネチア本島とは反対側の海岸へ行くと、まさにベニスに死すみたいな光景が!!ああ、わたし死んでしまうん?

ジュデッカ島 ヴェネツィア ベニス

さらに驚くべきことに、草の生い茂った空き地まであります!

ジュデッカ島 ヴェネツィア ベニス

まさかこのヴェネツィアで空き地を見るとは思いませんでした。お金持ちの皆様、おひとつベネチアの土地などいかがでしょうか?

一度ヴェネツィアに行かれたことのある方や、観光地特有の人の多さや商売っ気に嫌気がさした方などにも、ジュデッカ島は大変おすすめです!

 

PROFILE

タイヘイ

桃栗三年柿八年、わたしはきっと五十年。 現在芸大休学生、もうすぐ休学を休みます。 好きな物は歴史とクラシックカメラ

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