辺野古基地 海 フェンス 米軍基地 市民活動 抗議活動 米軍基地問題

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これが辺野古基地!実際に行ったら見えてくること

辺野古基地問題は、連日のように報道されています。

 

日本全国にある米軍基地の70%以上が小さな島に集中。

移設といえど事実上の増設がされる、という現実。

そして、国家と反対派との衝突……

 

ニュースを通じて知っていることではありますが、多くの人にとっては遠い話に聞こえてしまいます。

ましてや、実際に行ってみた人は少数でしょう。

 

そこで実際に現地に行ってみたレポートと、そこで見えてきたことを書いてみたいと思います。

 

※本記事は「基地移設に賛成/反対」といった政治的主張をする意図はありません。

そもそも辺野古とはどんな所?

沖縄県北部にある名護市の先端に、辺野古はあります。

那覇空港から車で1時間ほど。

辺野古基地 辺野古

 

太平洋に面した辺野古岬周辺の海には、ジュゴンをはじめ多くの希少生物が生息していいます。

 

その一帯を囲むよう、キャンプ・シュワブ(Camp Schwab)という大規模な米軍基地があります。

名前の由来は、沖縄戦で戦士したアルバート・E・シュワブ一等兵から取られました。

 

キャンプ・シュワブが本格始動したのが、1956年。

もう60年以上もの歴史を持つわけですね。

 

多くの基地街に見られるように、辺野古もまた米兵向けの歓楽街として賑わいました。

当時の面影は、こんな感じで現存しています。

 

辺野古基地 辺野古 アメリカ軍 米軍基地

 

辺野古基地 辺野古 アメリカ軍 米軍基地

賑やかだったであろうスナックやバーも今では廃業になり、完全にゴーストタウン化していました。

歩いているのは猫ぐらいで、結構切ない……

 

もちろん民家もあります。

 

奥には海がみえますね。

 

辺野古基地 辺野古 アメリカ軍 米軍基地 民家

住んでいる方は、いろいろ大変でしょう。

基地問題はもちろん、インタビューや取材やらで。

 

それを除けば、普通の海辺にある田舎の風景なんですけどね。

基地ゲート前は24時間365日で抗議活動

抗議活動のフィールドである、キャンプ・シュワブのゲート前へ。

 

辺野古基地 辺野古 アメリカ軍 米軍基地 市民 抗議活動

 

不謹慎な言い方かもしれませんが、最初、「お祭りかな」と思ってしまいました。

 

屋台のようにテントを張っているし、昼食を作っているのか、香ばしい匂いもするし……

 

辺野古基地 辺野古 アメリカ軍 米軍基地 市民 抗議活動

 

辺野古基地 辺野古 アメリカ軍 米軍基地 抗議活動 市民

 

しかしゲートが開いて軍用車が出てくると空気が一変!

 

辺野古基地 辺野古 アメリカ軍 米軍基地 抗議活動 市民

 

抗議者たちが腕を組み、シュプレヒコールが鳴り響くのです。

ゲートが開いて軍用車が通る度にやるのだから、1日何十回もやるのでしょう。

 

それにしても、大きい車ですね。

一体どんなものが運ばれているのでしょう……?

 

ゲートの目の前はこんな感じ。

 

キャンプ・シュワブ 辺野古基地 辺野古 抗議 市民

 

連日カメラを向けられるためか、門番はマスクをしてますね。

その前にいる水色の交通整理の人たちは某民間警備会社(一応、顔はボカしています)。

 

この人たちも、いろいろ大変なんだろうな、と思いながら海の方へ。

フェンスの有刺鉄線は内側を向いている!つまり……

浜辺に入ると、こんなフェンスが目に飛び込んできます。

 

辺野古基地 海

 

ずらーっと長いです。

 

辺野古基地 海 米軍 フェンス

 

沖縄では米軍基地が国道を分断するほどあるので、このようなフェンスに囲まれて車を走らせます。

 

ですが、浜辺にこうやってあるのは辺野古ぐらいでは。

 

辺野古基地 海 フェンス 米軍基地

 

フェンスを見て、なにか気づきませんか?

 

辺野古基地 海 フェンス 米軍基地

 

そう、有刺鉄線が内側に向いているんです。

「忍び返し」というやつですね。

やや斜めになっていて、入れないようになっている。

 

ここで連想してしまうのは、拘置所

多くの拘置所では、囚人が逃げられないように、有刺鉄線つきのフェンスに囲まれています。

そしてその有刺鉄線の向きは、拘置所の方、つまり囚人側に向けられているんですね。

逃げられないようにするための処置だから当然ではありますが、「民間地にある米軍基地」となれば、ニュアンスが変わってきます。

支配者と被支配者の構図が、見て取れるというか。

 

上記写真を見て分かるとおり、フェンスそのものはキレイに保たれていました。

抗議ポスターを張っても、すぐ見つかって剥がされてしまうのでしょう。

それも毎日毎日、毎時間ごとの無限ループ。

いやー、どっちも大変だ……

沖縄だけでなく、日本と世界情勢を考える上で行くべき場所

辺野古はちょうど太平洋に面しています。

 

その反対側の東シナ海側、それも辺野古から車ですぐの所には、美ら海水族館があります。

一方では血なまぐさい抗議活動、その一方では観光客でキャッキャと賑わう水族館……

あまりに対照的ですね。

しかしその二面性が、沖縄の現実を象徴していると思うので。

(べつに観光や美ら海水族館を批判しているわけじゃありませんよ)

 

また辺野古移設問題は、現地である辺野古や沖縄に限った話ではなく、日本全体の話でもあります。

もっと視野を広げれば、他の都道府県でも海外でも基地問題はあるわけです。

 

そもそも基地とは何か?

なぜ基地が必要なのか?

そしてなぜ反対行動が起きるのか?

 

辺野古はじめ米軍基地を生で見ることは、「国家と世界の関係」といった根源的なことまで考えさせてくれました。

 

その意味で辺野古という地は、「教育的な場」だと思います。

本島なら修学旅行で立ち寄って欲しいほど。

 

もっとも、現状では難しい話ではありますけどね。

 

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osika編集部です。 みなさんがちょっぴり気になるような事を少し掘り下げてみます。

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