ボブ・ディランが、2010年3月に来日ライブをした時に買ったTシャツ。
わたしは最終日である29日に、お台場Zepp Tokyoで観ました。
なんとか取れたチケットだったんですよ。
2階席の最後方でしたけど……
当時のディランは69歳。
今ではノーベル賞受賞者となってしまいましたが、あの時も変わらず、ガラガラ声でパワーいっぱい歌うレジェンド爺さんにノックアウトされてしまいました。
でもグッズのほとんどは、追憶の1960年代のばかり……
ま、カッコイイから良いんですけどね。
裏にはツアー日程とフリーメイソンのような目が。
……ディランさん、どう考えてもメンバーですよね?
このライブ以来、わたしはディランの虜になってしまい、狂ったように聴いていました。
と同時に、ロックTシャツ集めに凝っていたんですね。
ピンク・フロイドとかヒプノシスが作ったジャケなんて最高じゃないですか。
ただこのTシャツ、一度も着ていないんです。
Mサイズなんですが、妙に小さく、インナーシャツみたいに柔らかすぎるんですね。
すぐ破れそうなんですよ。
もったいなくて着られない、ってのもありますが。
しわくちゃになっているのは、洋服ケースにずっと閉まっていたからです。
あれから8年近く……
そしてこれからも着ることはないでしょう。
なんていうんですかね、ロックTシャツ自体が着られなくなっちゃったんですね。
こっ恥ずかしいというか、分かんないんですけど。
それでも、このシャツを処分することはありません。
絶対に。
思い出の品とかビンテージものだからとか色々ありますが、もっと言語を越えた感情を抱いているからでしょうね、多分。
ということで、わたしを作ったコレクション第1弾『ボブ・ディラン 2010日本ツアーTシャツ』でした。